カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
北京の街路樹はポプラと聞いた、がアカシアもあるようだ。そして槐と呼ばれる樹も。
二車線以上の道路では、緑の若葉を付けて街路樹が繁り美しい景観を見せている。 この道路を歩く時、よく目を凝らしてみれば、空中を小さな白い綿毛様のものが飛んでいる。 余りにも数多く飛ぶものだから、気になった。 記憶の中で調べてみると「春、早いうちに目立たぬ花穂を付け、晩春、実が熟して綿のような種子となって飛ぶもの…柳絮」である。 アカシアはちょうど花を開く季節である。 ⇒時のおもちゃ箱 2008年5月参照 風が吹くと集まり、白い美しい球となって転がる。下写真の花は洋槐ヤンホワイyanhuaiでアカシアと呼ばれている。槐樹ホワイシュhuaishuのほとんどの木が花を付けていないが、偶然見つけた1本(洋槐ヤンホワイyanhuai)がアカシアです。 大連で見たアカシア、ニセアカシア/acasia/洋槐(ヤン・ホワイ)と同じもののようだ。 西安や北京の槐は、槐樹ホワイシュhuaishuと呼ばれ、大連のアカシアは、洋槐ヤンホワyanhuaiと区別されている、と聞いたが、北京にも洋槐ヤンホワイyanhuaiもあることが分かった。 北京の街路樹の槐樹ホワイシュhuaishuが市内ではたくさん見かけられた。緑の若葉はいずれも同じ大きさで、その緑の鮮やかな美しさが記憶に残る。葉をスケッチすれば左下写真のようになり、互生した葉と葉先は尖りノコ葉状に刻みが見られる。これは洋槐ヤンホワイyanhuaiの葉とは異なる。洋槐ヤンホワイyanhuai=アカシアの葉は刻みが無く小判状に丸い。槐樹ホワイシュhuaishuとは明らかに違うこととなる。 上写真:空中を飛んでいた柳絮が地面に落ち集まり綿埃状になったもの。アカシアの咲く大連では見ることが出来なかった柳絮を北京で見た。 われ発見せりである。柳絮が飛ぶ北京にはアカシアが多数街路樹として存在する。 もちろん洋槐ヤンホワイyanhuaiである。 備考:植物図鑑「山渓ポケット図鑑2」によると、 ポプラはセイヨウハコヤナギ(ヤマナラシ属)落葉高木とされ、とくに北海道に多い、とある。 葉は互生し、長さ4~8cmのほぼ菱形で、先は短くとがり、縁には鈍いノコ葉がある。春、葉が開く前に花が咲く。花は細長い穂になってつき、垂れさがる。
by yilai3
| 2010-05-12 20:41
| ナチュラル
|
ファン申請 |
||