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梅雨明けが宣言されて2日目猛暑日が続く、少し暑いんではなく何処まで行っても暑い、という世間である。もちろん、山笠を見に来たんではない。山笠が始まる7月は暑いに決まっているわけで、それにしても異常だなこのところ暑い日の連続である。だが泣き言を言っても始まらない。みなさん涼しげに日陰で過ごす、節電が国是となった今日誰もが少々の不平を抑えねばならない。
この道はいつか来た道、水鏡神社のある通り、路地の広さが肩寄せねば通れないほど狭い、その通りへはみ出すほど店の暖簾や幟が占拠する勢いで、にぎやかなのが良い、と言う通りもある。アーケード街はこの暑さも何のことむんむんする人ごみである。大通りへ出ればギンギンに強い陽射し、このくらいの暑さとは昔の話だ、地下道を経てできるだけ日陰を探して歩くこととなる。 もうすでにあれからそろそろ10年、みなさんも歳をとり昔の面影がほんのりと残る、そんな顔を見る。そこには元気な人がいて、確かなみなぎる自信が身体中に満ちていて、そんなひとときを思い出す。しかしいかんせん生きるものの平等を経て、老いたる姿は、と自身のことを棚上げにしている。もうすでに鬼籍に入りここにいない人がいる、その才能を惜しみながら考えている。もし、あなたがいたら爽やかに風がざわめくだろう。 いろんな人がいて、だがここにある祭礼の様なありさまは何だろう、ちょこっとだけ儀式めいた飾り付け、それから話は始まるが、ここには明日を建設するモノが詰まっている訳なんだが。若いから許せた非礼もいくらも出てくる恥っかきのことごと、若い顔がちらりとかすめる。誰にも若い日があり、既に遠い日においてきた思い出があり、これから始まることはまっしぐらに老いを極めることだろうか。妙に寛容となった人格、怒りをもたないで生きて来たわけではなく、喜怒哀楽、悲憤慷慨は誰よりも強かった、慈愛の表情をもたらすものは何だろう。人それぞれの若い日、あの時代の情熱は昇華したんだろうか?
by yilai3
| 2011-07-11 06:33
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